【笑顔の連携】
私達は、2021年9月22日に「薬用植物栽培試験業務委託契約」を小林製薬株式会社と公益財団法人高知県牧野記念財団を委託者として締結しました。調印式は東豊永公民館で行われ、その報道は地域に明るい話題を提供してくれました。
【協定にいたる経緯】
町内の5つの集落活動センターが集う会合にて、県担当者から薬用植物試験栽培地を探していると情報提供していただきました。過疎高齢化が進む中で耕作放棄地や休耕地が年々増える状況にあり、私達は地域の存続基盤としての農地をいかに維持していくかが課題でありました。たとえ数枚の畑でも維持管理できるならとういう藁にもすがる思いと、長期的には農地の新たな活用の道が開けるかもしれない期待感から手を挙げました。事前の調査等で東豊永地区を訪れた小林製薬株式会社のメンバーは笑顔がとても印象的でした。この笑顔を地域の人と共有したと思い”笑顔の連携”として、事業の遂行を図って行くことにしました。
【栽培地】
栽培地は、一筆で一定の面積があり、耕運機等の機械の搬入が容易な農地を選びました。さらに、気候条件が異なる北岸と南岸に設定しました。結果、大滝圃場、怒田第1圃場、怒田第2圃場の3枚の農地としました。
【栽培する薬用植物】
ジャノヒゲ、オケラ、ホソバオケラ、サラシナショウマ、トウキなどを予定【地域貢献】
小林製薬株式会社は、今回の契約を締結するにあたり、企業の社会的使命として地域貢献を表明していただきました。地域は「小林製薬が来た」に様々な期待を抱いています。私達は「小林製薬が来て良かった」と言っていただけるよう”笑顔の連携”を推進していきます。
【活動の記録】
・薬草の栽培状況・地域貢献活動